あなたがガンになり、医者から手術を勧められ、下記のような説明を受けたとしよう。

1.手術を受けた100人の内、90人が手術に成功した。
2.手術を受けた100人の内、10人が手術中に死亡した。

1と2、あなたはどちらの説明を受ければ手術をするだろう?


この二つの説明は同じことを言っている。
しかし、1の説明を受けた人の82%が手術を選択したのに対し、2の説明を受けた人は56%しか手術を選択しなかった。

このように人は結果がいくら同じでもネガティブな表現を嫌う。
自分が押したい企画などが例え大半の人に否定されていても、そのように表現せずに支持している人がいることを強調しよう。

交渉を進める上でのリスクなども、「うまくいかないリスクが80%あります」と表現するのではなく。「20%の確率でうまくいきます」と表現しよう。


ポジティブに表現することによって、相手の印象はガラリと変わるはずだ。