宣言する。
何を隠そう、私はマクドナルドの月見バーガー大好きだ。マックに行くと必ず月見バーガーを注文する。
運が良ければ手に入るが、大抵は
「只今の時期、月見バーガーは販売しておりません」
と笑顔で断られてしまう。
私に限らず、月見バーガーファンは相当数いるはずだ。それなのになぜ、マックは月見バーガーをいつも販売しないのだろうか?
コレには当然、理由がある。
人は期限をきられるのに弱い。期限を過ぎると手に入らなくなるのが何と無く悔しいし、怖いからだ。特に日本人は時間に相当うるさいので、この傾向は顕著だと言われている。
だからマックは月見バーガーに限らず、期間限定バーガーを頻繁に売り出し、「今、食べないともう食べられないかも」という消費者の恐怖心を利用して、多大な利益を上げている。
こうした期間を絞り込む戦略は「デッド・ライン・テクニック」と呼ばれ、昔からタイムセールなどで利用されいるものだ。
デッド・ライン・テクニックは自分のやる気をだすのにも有効で、「目標には期限を設けなさい」とよく言われるのはこのためだ。